バート ウィタカーの現在は死刑を回避?友人の判決や婚約者の名前は?

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バート ウィタカー 画像
   

2003年12月10日にアメリカ・テキサス州で起こった、ウィタカー家銃撃事件が、6月15日放送の世界法廷ミステリー11【悪魔のアリバイ】で特集されます。

この事件は、ウィタカー家の息子で長男のバート・ウィタカー(当時23)が、友人2人に依頼して、家族を銃撃させた事件。

当初の計画は、強盗に襲われた被害者を装う予定だったのですが、次第に警察から疑惑の目が向けられることになり、主犯格として逮捕されます。

さらに、ウィタカー家銃撃計画を実行した犯人の友人2人も、殺人罪で逮捕されたのですが、一番罪が重かったのは主犯格のバート・ウィタカーでした。

バートは死刑、友人2人は禁錮15年と終身刑が言い渡されたのです。

ところが、死刑の判決が下ったバートは、刑の執行直前に死刑が回避されます。

そこで今回は、死刑が回避されることになったバート・ウィタカーの現在や、生い立ち、逃亡中にいた婚約者の名前などについて調査してみました。

バート ウィタカーの家族構成と生い立ち

バートが生まれたウィタカー家は、何世代も続く建築会社を経営して成功を収めていたとともに、地元では有名な一家だったそうです。

家族構成は、父親のケント(当時55歳)、母親のトリシア (当初51歳) 、長男のバート(当時23歳)、次男のケビン (当時19歳)の4人家族でした。

また、生い立ちですが、バート・ウィタカーは、1979年12月31日、アメリカ・テキサス州ヒューストンで誕生。

幼い頃は弟・ケビンの面倒を見るしっかり者だったそうです。

成績も小学生まではトップ。

両親にとっては自慢の兄弟で、誰もがうらやむ愛情豊かな家庭に育ったのです。

ところがバートは、中学へ入ると少しずつ成績が悪くなっていきます。

弟のケビンは両親の期待通り、成績優秀。

バートは自分だけ取り残されるのをあせって、期待にこたえようとしたのですが、成績は一向に上がらなかったといいます。

そして、中学校を卒業し、アメリカテキサス州のクレメンツ高校へ進学します。

しかし、高校生になっても成績は下がる一方。

両親の期待も限界に近づいていると考えたバートは、ある行動に出たのです。

それは成績表の偽造でした。

バートは、成績表をねつ造することで優秀な息子を演じたのです。

その後も、テストのカンニングや、クラスメイトのメダルを盗むなどして、優秀なことを演じ続けたのですが、すぐに盗みが発覚。

バートの窃盗を知った両親は怒って、ただちに違う学校へバートを転校させたのでした。

そして、高校卒業後は、実家を離れサム・ヒューストン州立大学へ進学。

しかし、バートの成績で大学の授業についていけるはずもなく、すぐに脱落することになります。

そうして大学へはまったく行かなくなったバートは、両親が授業料として送っていた金を、親しくなった友人と遊びに使い、金が底をつくと、再び実家へウソの電話をして金を無心。

この友人というのが、家族の銃撃を依頼したクリス・ブレッシャーと、スティーブ・シャンペインだったのです。

結局、バートは家族にウソをつかなければ、生きていけなかったのです。

バート ウィタカーの友人の判決

ウィタカー家銃撃事件は、2003年12月10日に起こるのですが、その前からバートは、恐ろしい計画の実行を長年温めていたのです。

まず、バート・ウィタカーは、大学を良い成績で卒業できるというウソの電話を、実家家に掛けていました。

すると、喜んだ母親はバートのために卒業のお祝いをしようと提案します。

この電話では、日にちが決まったら、また連絡するということでいったん話は終了。

そして、事件のあった12月10日に、近所のレストランでお祝いをすることが決まり、バートは実家へ戻るのでした。

実家へ戻る間、バートは友人のクリス・ブレッシャーと、スティーブ・シャンペインに一連の計画をぶちまけています。

2人には、卒業できないことがバレてしまうと仕送りは即停止され、遊ぶことができなくなってしまうという理由を付けて、実行犯役に仕立て上げたのです。

ただ、そう言ったものの、本当はウソを喜ぶ家族が憎らしい、間もなく卒業できないことが家族にバレてしまうという動機の元、悪魔の計画を練っていたのでした。

そして、事件当日、実家に帰ったバートは、家族4人で近所のレストランへ出かけます。

すると、車に隠れていたクリス・ブレッシャーが家に侵入し、物をあさって強盗事件を偽装したのです。

そうしている内に、食事を済ませた家族が家路に着くと、隠れていたクリス・ブレッシャーが弟、母親、父親に向かって銃弾を発砲。

最後に家に入ったバートは、クリス・ブレッシャーに腕を撃たせて、被害者を装い911へ通報したのです。

犯人のクリスは、もう一人の友人・スティーブが待つ車に乗って逃走。

その道中に、証拠品をすべて湖に投げ込んだのでした。

一方、ウィタカー家では、弟のケビンは胸を打たれて即死。

母親のトリシアも運ばれた病院で死亡が確認されたのでした。

ところが、父親のケントは一命を取り留めたのです。

当初、警察はバートの目論見どおり強盗事件として捜査。

しかし、警察が念のため大学にあたると、バートは卒業どころか、1年生のまま留年中だということが判明したのです。

すると、今度は一気にバートに疑惑の目が向けられることになり、警察はバートを24時間監視。

さらに、特に親しかった友人のクリスとスティーブの存在に注目し始めたのです。

そこで、一連の警察の動きに自分たちが怪しまれていると察知したバートは逃走。

警察は、友人のクリスとスティーブから事情聴取すると、最初は否定していたものの、事件から1年半後に犯行を自供したのです。

バートから頼まれたことを自供した、クリスとスティーブはその後、殺人罪で起訴されます。

そして、裁判の判決で実行犯のクリスは、殺人罪で有罪となり終身刑が宣告され、共犯のスティーブには、15年の実刑が言い渡されたのでした。

死刑を回避したバート ウィタカーの現在と婚約者の名前

警察は、逃亡していた主犯のバート・ウィタカーに懸賞金を賭け、行方を追いました。

すると、友人2人の逮捕から1ヵ月後、逃亡先のメキシコで見つかり逮捕されます。

ただ、このとき、バートはルディー・リオスという偽名を使って、家具屋の娘と婚約していたのです。

そこで、婚約者のことを調べると、家具屋の娘はシンディという名前だったことがわかりました。

そして、逮捕されたバートは、裁判にて、極刑に値する殺人罪で、死刑の判決が下されたのです。

ところが、死刑執行の当日、テキサス州の知事が予定されていた刑の停止を命令。

本来なら、バートは2018年2月22日に刑が執行される予定でしたが、なぜ直前になって死刑が回避されたのか。

その理由は、被害者の1人だった父親からの助命嘆願を受けたからです。

父親のケントは、バートの死刑反対を訴え、唯一の生き残りの家族として本を書き、テキサス州に息子の潔白と恩赦を求めたのです。

さらに父親のケントは、バートの死刑は、残虐な刑罰を禁じているアメリカ憲法改正第8号に違反していると主張。

テキサス州の知事も、助命嘆願を受けて刑の停止を命令したのは、実行犯が死刑判決を受けていない事情も考慮したと説明したのです。

そうした父親の訴えもあって、バートの死刑は回避されることになったのでした。

そして現在のバートはというと、2018年2月20日の裁判により、死刑から終身刑に変更。

現在は刑務所に服役中だということです。